流星花园日版-日语台词第7集.doc
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『バトルF4解散!!』 つくし(井上真央)は、非常階段で花沢類(小栗旬)に抱きしめられている所を、 道明寺司(松本潤)に目撃されてしまう。 「なんだよ。そういうことか・・・。 ・・・よくわかった。」 司は切ない表情でそう言い二人の前から立ち去る。 「道明寺・・・」つくしの困惑した表情。 「あいつ、すぐ、早トチリするんだから。」 「早トチリかな。」 類はそう呟くように言い、帰っていく。 「あ、ちょ、花沢類!」 類が立ち去った後、つくしは金色に輝く『俺様専用携帯』を見つけ・・・。 怒り狂った道明寺。カフェテリアで声をかけてくる生徒、目に入った生徒を 次々と殴りつける。 西門(松田翔太)、美作(阿部力)が止めようとするが収まらない。 「司。」類が司を追ってやってきた。 「あきら、総二郎。 今日限り、類とは口利くな。」 「は?」「何言ってんだよ。」 「こいつはもう幼馴染でも何でもねー。 ただの裏切り者だ。」 「道明寺!」そこへつくしも駆けつける。 「類。お前にはF4を外れてもらう。 お前はもう仲間じゃねー。」 「落ち着けよ。」美作が道明寺に触れるとその手を乱暴に振り解く司。 「どういうことだよ、類。」西門が類に問いかける。 「ちょっと!何で花沢類が、外されなくちゃならないのよ! ムカついたから人殴るとか、仲間から外すとか、 あんたのそういうところ嫌いなの!」 だが司はつくしを完全に無視し、カフェを立ち去った。 西門、美作が司を追う。 「最悪!」「F4分裂!?」「こんな下品な貧乏女のせいよ!」 百合子たちの言葉につくしが言い返そうと三人の前に進み出ようとすると、 花沢類がつくしの手を掴んで引き止めた。 「大丈夫だよ。俺が守るから。」 桜子(佐藤めぐみ)が楓(加賀まりこ)のオフィスに呼ばれる。 秘書・西田(デビット伊東)が桜子にアタッシュケースにいっぱいの大金を差し出す。 「こんなものいただけません。」 そう言い席を立ち帰ろうとする桜子、振り返り 「でも、協力はさせていただきます。」と微笑んだ。 「信用ならない子ね。 でも気に入ったわ。」楓がそう呟く。 非常階段で『俺様携帯』を見つめるつくし。 ため息をついていると、類が声をかけてきた。 「気になる?司が。」 「気になんか!・・・ムカつくだけ。」 「牧野。」 「え?」 「今度二人でどっか行こうか?」 =道明寺家= 「牧野つくしにマジになって、類を外すなんて! ・・・聞いてんのかよ、司!」 「うるせえぞ、あきら。テメーは小姑か!?」 「は?俺はお前らの為に、」 「司!そりゃ類のしたことは酷いけどさ、あいつもいろいろあるんだよ。」 西門が司に雑誌を見せる。それをちらっと見る司。 「な。ちょっとは大目に見てやれよ。」 だが司はその雑誌を西門に投げつける。 「なにすんだよ。 俺はただ、類の気持ちも考えてやれって言ってんだよ!」 西門がめずらしく声を荒げる。 西門を気遣う美作。だが西門は怒って帰ってしまった。 美作が西門を追って出ていき、司は一人になった。 =千石屋= 大きなクリスマスツリーが飾られた店内。 優紀(西原亜希)はつくしに、あれから中塚(忍成修吾)に何度も メールをしてみたが連絡が一度もない、と話す。 「ごめんね、本当に。 私が道明寺なんか連れていったからいけないの。」 責任を感じるつくし。 「あったまくるー! さんざん酷いことして、自分の方が傷ついたような顔してさ、 超感じ悪い!勝手だし、バカだし!変な天パーだし!!」 「いいよねー、つくしは。」 「え?」 「どっち転んでも、イケメンゲットで。」 「道明寺は関係ないって!」 =牧野家= 「二兎を追うもの一兎も得ず。」 母・牧野 千恵子(石野 真子)の出題に、味噌汁を吹き出しそうになるつくし。 「わかった!ニットは王様のものだから、イトは燃えないよーっていう意味!」 (間違ってる!?) 弟・進(冨浦 智嗣)が答える。 「ブブー。 同時に二つのものを求めていると、結局は一つも手に入らないという意味です。」 自分のことを言われているようで居心地の悪そうなつくし。 突然、父・晴男(小林すすむ)がテーブルをバンと叩く。 「進!そんなことで将来出世出来ると思うのか!?」 「どうしたの・・・。」 「進!つくし!ママ! よく聞きなさい。 パパはな、パパは・・・ なんと、係長昇進が決まりました!」 「おめでとう、パパ!!」「すごい!!」家族は手を叩いて大喜び。 「他のことには見向きもせず、一心に仕事に打ち込んだからこそ、 今日のパパがあるんだぞ!」 「つくしも晴れて係長令嬢ね!」と千恵子。 「そんな日本語ないから。」つくしが笑う。 「これで道明寺さんともつりあえるね!」進の言葉に戸惑うつくし。 「つくし。よそ見しないで道明寺さん一筋でいるのよ!」と千恵子。 「玉の輿!玉の輿!玉の輿!」と浮かれる家族達・・・。 机の上に置いた『俺様携帯』を見つめるつくし。 鳴らない電話を、つくしはタンスの奥にしまった。 その頃、道明所は昼間と同じ場所で悲しげに考え込んでいた。 翌日、お洒落して類とのデートに出かけようとしたつくしの元に、道明寺が現れる。 切ない表情でつくしを見つめる司。 暫く見つめ合ったあと、司が口を開く。 「ふん。めかしこんでどこに行くんだよ。」 「あんたに、関係ないでしょう! そこどいて! 私、これから、花沢類とデートなの。」 そう言い立ち去ろうとするつくしの腕を司はぎゅっと掴む。 「なにすんのよ!」 「今すぐ謝れば、許してやってもいい。」 「は!?」 「お前に最後のチャンスをやるって言ってんだよ! 類はやめとけ・・・。」 「何であんたにそんなこと言われなきゃなんないのよ。」 「うるせー! 俺の言うことは絶対なんだよ!」 「もうあんたの気まぐれに、振り回されるのは沢山!」 引き止める道明寺を振り切って、つくしは類のところへ向かった。 「何でわかんねーんだよ・・・。」悲痛な面持ちで呟く司。 その様子を、西田の運転する車に乗った桜子が見つめていた。 司は類に嫉妬、というよりも、つくしが傷つくことを 恐れているんですね。 口は悪いし言葉は足りないけれど、いい人です。 道明寺のつくしを見つめる表情が本当に切なかった。 それを見て動揺するつくしも可愛かった! 本屋を独り言を言いながら歩くつくし。 「あ~~。イライラする~~~! まあでも、本屋で待ち合わせっていうのも花沢類らしいなー。」 ふと手に取った一冊の雑誌。 『藤堂静さん 時期仏大統領と噂される J.P.マイヨール氏と婚約か?』 類がフランスまで追いかけていった、あの静(佐田真由美)が!? 「まずいよ、こんなの花沢類が知っちゃったら・・・。」 「お待たせ。」 背後で類の声がして、つくしは慌てて雑誌を隠す。 「どうしたの?」 「いや、別に。さ、行こうっか!」 「俺ちょっと買いたいものがあるんだ。」 「い、、、、喉渇いた!お茶、お茶飲もう!」 つくしは雑誌を見せまいと、類を本屋から連れ出した。 つくしと類のデートを、司が切なそうに見つめる。 そしてそんな司を、桜子と西田が見つめていた。 千石屋に西門と美作がやってくる。 「牧野つくしは?」 「花沢類さんとデートです。」 優紀は携帯で中塚にロングメールを送りながら答える。 「はぁ!?」 「類のヤツ完璧、暴走してんな。」と美作。 「牧野も牧野だよ。何フラフラしてんだよ、あいつ。」と西門。 「ちょっと!つくしのこと悪く言わないで下さい。」 「お友達思いだね~!」嫌味っぽく微笑む西門。 「マジやってらんねー。俺茶会あるから帰るわ。」 「総二郎!」 「優紀ちゃんも気をつけなよ。 おせっかいな友達って、たまに、うっとおしいから。」西門が帰っていく。 「おい! ・・・どいつもこいつも!」 「あきらくぅぅん!」女将(加藤 貴子)の声にあきら、ひきつる! 喫茶店で向かい合って座るつくしと類。 俯いた類の顔をそっと見つめるつくし。類が顔を上げ、慌てて視線を外す。 「あ、花沢、類、何飲んでるんだっけ?」 「ジンジャーエール。」 「おー。ジンジャーエールかーー。 ・・・ジンジャーエールの正体がさ、ショウガだって知った時の衝撃って おっきいよねー! 野菜かよ、みたいな。 しかも薬味かよ、みたいな。」 「・・・そぅお?」 「・・・そう・・・でもないよね。ハハハ。」 つくしの顔を見つめる類。 「司とも、デートしたんでしょ?」 「あ・・・あれはデートっていうか、地獄ツアーだから。」 「地獄ツアー?」 「ダブルデートすれば、親友の彼氏は殴るし、 エレベーターに乗れば、閉じ込められて朝まで出られないし。 あり得ないっつーの。 しかもあいつ、熱出してぶっ倒れちゃって。 ほんっと、あいつといると、ロクなことない。」 そう言いながらもどこか楽しげなつくし。 メニューを貰ってくるといい席を外す。 つくしの気持ちに気付いた類は・・・。 動揺を抑えようとトイレに駆け込むつくし。 「はぁ・・・。 何であいつのことなんて思い出しちゃうのよ・・・。 せっかくの、花沢類とのデートじゃない!」 『あんたの方が非常事態か。』 『なんか濡れてる。』 『ありがとう。』 目を閉じて、今まで類に助けてもらったことを思い出すつくし。 「そうよ。この調子!」 ほっとした表情でトイレに入ると、ドアを開けた花沢類と目が合う。 「・・・・・」 「・・・・・」 「あれ? 鍵ぐらいかけなよ。」 「・・・・・・・・・・ いやぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!」 店内中につくしの悲鳴が響き渡る。 つくしの悲鳴に、司が慌てて喫茶店へ入ろうとすると、桜子が声をかける。 「道明寺さん、偶然ですね。お散歩ですか?」 「てめえ!どういう神経で俺に話しかけてんだよ。」 「嬉しい!私のこと覚えててくれたんですね。」 「忘れてたまるか!」 「ね、お茶でも飲みましょ。」桜子が司の腕に手を回す。 「さ、触るんじゃねーよ!」桜子の手を振りほどく司。 「開き直った女は怖いんですから!」司の腕を今度は両手でしっかり掴む桜子。 「テメエ!いい加減にしろよ!」 司は桜子を突き飛ばし、舌打ちして立ち去ろうとする。 「あーあ!未練がましい男ねー。 いい加減諦めたら? 牧野つくしは花沢さんを選んだんだから。」 さっきまでの可愛いキャラから豹変する桜子。 「テメエ。整形しても治らない顔にしてほしいのか?」司が桜子を睨みつける。 「してくれても結構よ。」 「あ?」 「あなたの為に変えた顔だもの。 あなたにどうされたってかまわない。 このまま見向きもされないよりはずっといい。」 喫茶店で泣きじゃくるつくし。 「いい加減泣きやみなよー。 そんなに気にすることじゃないじゃんー。」 「どこが! トイレ入ってるとこ見られたんだよ? しかも、パンツ下ろして!!」 店中の客たちの視線が集まる。 「あ、いや・・・」 「ぷっはっはっはっは!」膝を叩いて大笑いする類。 「やっぱり面白いね、あんた。 久しぶりだよ。こんなに笑ったの。」 そう言い、思い出し笑いしながら歩き出す類。 つくしは類が笑ってくれたことが嬉しかった。 「テメェ・・・。 屈折してんな。」司が桜子に笑みを見せる。 「俺を見ているみたいで薄気味悪いぜ。」 司の笑顔に、桜子も嬉しそうに笑った。 そこへ、つくしと類がやって来た。 「つくしちゃん、今日可愛い~! やっぱ、ずっと好きだった人とのデートは気合入っちゃうよねー!」 桜子が駆け寄る。 「なんなの、あんた!」 「おい類!お前どういうつもりだよ! 静が婚約したって知ってんだろう!?」 「な、何てこと言うのよ、無神経! どうして、そうやって平気で人を傷つけるの!?」 「俺はお前が、」 「大体!あんた何よ! こんなとこまでつけてきたの?」 「テメーこそ俺の行き先で、待ち伏せしてんじゃねーよ!」 「はぁ!?誰がそんなことすんのよ。」 「なんだよ、ヒラヒラしたスカートなんか履きやがって。 似合うとでも思ってんのか!?」 「ほ、ほっといてよ!あんたに見せたくて履いてきたわけじゃ」 「気分悪いんだよ!見たくもねーものが視界に入ってくるとよ。」 「何よあんた!何様のつもり!?」 「俺様だよ!」 「最悪!」 「最悪はテメーだ、このくそばか女!」 「何よこの、天パのクルクルパー!」 「え!(※) ク、クルクルパーだと!?テメー、ぶっ殺す!」 二人のやり取りを寂しそうに聞く類。 「あーあーあー! せっかく楽しいデートしてたのに、 あんたのお陰でぶち壊し! 行こう、花沢類!」 つくしは類の腕を取り歩き出す。 「ふん!」 「・・・大丈夫ですか?」桜子が心配そうに声をかける。 「・・・失せろ。」 「え?」 「俺が狙いで付きまとってたんだろ。 とっとと失せろ!」 桜子は諦めて、司の前を後にする。 「私諦めませんから。 いつか絶対、あなたの中から牧野つくしを追い出してみせます。」 と言い残して。 ※印のところ、ほんの一瞬なんだけど司が動揺して自分の前髪を見ようと 目が上を向くところがツボ!! 司のストレートヘアー、見れるかな!? 桜子に「大丈夫ですか?」と声をかけられた司は、ゆっくりと額(髪)に手を やっていました。あれは自分の気持ちを抑えていたのかな? =千石屋= 「なんで!あいつらは自分のことしか考えられないんだ! 勝手に揉め事を起こして、人のことを振り回して!」 「みーんなあんたに感謝してるよー。」女将が言う。 「はぁ!?」 「私がかつて愛した男は、人の喜ぶ顔を見るのが何より好きでね。 世界中の子供達に幸せを運ぶんだって言ってね。 冬になると白い袋にプレゼントを詰め、 全身赤いスーツに身を包んで旅立っていった。」 「サンタ!?」 「そんな男のソリを引く係りでね。」 「トナカイ!?」 「重たいソリを引いているっていうのに、 いつだって主役は赤いスーツの男。 でも、バカ正直に地味な役割を引き受けているそいつが、 私には、誰よりも輝いて見えた。 そういう男にさ、ほんとはみんな心の中で感謝しているんだよ。 お前がいてくれて良かった。ね?」 女将の言葉に聞き入る美作。 中塚にメールを打つ優紀。 街角で大乱闘を起こす司。 「万事上手くいきました。」 楓に報告する西田。 「西田!念のため、例のプランも進行しなさい。」 「静のことなら、知ってたよ。」 「え!?」 「パリに行った時から、すごい評判だったからね。」 「なんだ・・・。」 「ありがとう。」 「え?」 「ずっと、隠そうとしてくれてたんだろ?」 「あ、いや。それは別に・・・。」 「参ったな。」 「ん?」 「あんたのそういう可愛いとこ、 司は、俺よりずっと先に気付いていたんだ。」 後日、優紀と会いお茶をするつくし。 「本当に、花沢類を選ぶってこと?」 「私が辛い時、いっつも花沢類が助けてくれた。 だから、今度は私が力になる!」 「いいの?そんな同情みたいな理由で。」 「同情なんかじゃないよ。 私が、ずーっと前から、ずっと、ずっと、一番好きな人は、 花沢類なの。」まるで自分に言い聞かせているよう・・・。 「ハイハイ! ねえつくし、ちょっと付き合ってくれる?」 「ここで初めて、中塚君に会ったんだ・・・。」 「あんた、そんな思い出の聖地みたいに・・・。 ナンパでしょ?」 優紀はまた携帯でメールを打ち始める。 「あのさ、私あの人は、優紀には、合わ・・・」 優紀のメールを打つ姿に、つくしはそれ以上言えなくなる。 すぐそばで、着信を知らせる音がする。中塚だ! 優紀が駆け寄ろうとすると、その前に別の女性が中塚に抱きついた。 「まただよ、ウゼーな。」 「何、カノジョ?」 「そんなんいねーって。 ストーカーだよ、ストーカー。しつけーんだよ。」 「そうなんだ。で?今日はどこ連れてってくれんの?」 「あー、とりあえず、メシでも食って、映画でも見るかな。 で、そのあとは、」 「そのあとは?」 自分を見つめる優紀の姿に気づく中塚。 「誰?知り合い?」連れの女性が聞く。 「・・・知らねー。前にどっかで顔だけ見たことあるかな?」 優紀が泣きながら立ち去る。つくしがその後を追おうとすると 「追いかけて慰めてあげれば?」 中塚はそう言い、立ち去った。 「絶対に許さない・・・。」つくしが呟く。 優紀を探し回るつくし。 車に乗った西門は、夜の街にたたずむ優紀の姿に気づく。 「あー。ほんっと苦手なタイプ・・・。」 西門は優紀が泣いていることに気付く。 その場に座り込む優紀の姿に、西門は・・・。 「どうしたの?」 着物姿の西門が優紀に声をかける。 優紀は言葉にならないほど泣いていた。 自宅でお茶を振舞う西門。 「・・・苦い。」おもわずむせ返る優紀。 「でしょ? 俺もガキん時初めて飲んで、 こりゃ、人間の飲むものじゃないって思ったよ。 でも、実はこの苦さがいい。 それを知って、茶の道を歩んだ。 恋愛も一緒。 辛くて、苦い恋があって、人は成長する。 優紀ちゃんには今回の恋は必要だったんだよ。 次は間違わないように、ね。」 「・・・はい。」西門の優しい言葉に、笑顔で答える優紀。 「よし、じゃあ行こうか。俺着替えてくるね。」 「あ・・・大丈夫です。一人で帰れます。」 「そうじゃなくて、俺も今日むしゃくしゃしてるから。」 「え?」 「だから・・・復讐戦!」 「復讐!?」 ジグゾーパズルを壊していく司に美作が言う。 「ほんとにこのままでいいのかよ!?」 「おせっかいな説教なら聞かねーぞ。」 「こんなことでF4が壊れちまっていいのかよ!」 ジグゾーパズルを放り出す司。 「ぶっ飛ばされてーのか!」 そんな司に、美作はリンゴを一つ放り投げる。それを受け止める司。 「よく考えろ。」 そう言い部屋を出て行った。 司はリンゴを見つめ・・・。 静のポスターが剥がされていくのを見つめる類。 優紀を探してあても無く走り続けるつくし。 ふと、中塚が映画館に行くと言っていたことを思い出し、 映画館へと走り出す。 映画館で中塚たちを見つめる優紀と西門。 「あいつなワケね。」 「あ・・・殴るんですか?」 「まさか。 ほんとにいい男っていうのはどういうもんか教えてやんの。」 そう言い西門は中塚たちの方へと歩き出す。 「うそー!F4の西門さんよ!」 周りにいた女性達が騒ぎ出す。 中塚の連れの女性も 「うそー!西門総二郎!?」と目を輝かせる。 「は!?誰それ。」と中塚。 西門が中塚の連れの女性の舞えで足を止める。 「彼女すごい綺麗だから目に入っちゃった。」 「そうですか!」大喜びの女性。 「何なんだよテメー。」 「これからどっか行かない?」 女性の顔にそっと触れ、西門がささやく。 「行く!行く行く!」女性、即答! 「行くぞ!」中塚が女性の手を引くと女性はその手を振り解き 「何よ!ちょっと遊んでやったからって、勘違いしないでよね!」 女性はそう言い西門の元へ。 「・・・勝手にしろよ! 元カノとヨリ戻してやるー!」そう言い立ち去る中塚。 「どこ行く?」 「ごめん!やっぱやめとくわ。」西門が女性に言う。 俯き加減で歩く中塚に、優紀はそっと道を明ける。 西門は中塚を押しのけ、優紀の肩に腕を回す。 「俺いま、本命いるし。」 「優紀・・・。」 「あれ?優紀ちゃん・・・知り合い?」 「・・・知らない!前にどっかで顔だけ見たことあるくらい!」 そこへつくしが駆けつける。 西門は中塚のキャップを乱暴に外し、胸倉を掴む。 「今度俺の女泣かすことがあったら、 お前の内臓、ケツから引きずりだしてやるからな!」 黙ってその場を去る中塚。 「悪くないねー。おせっかいも!」 西門が微笑み優紀の肩に手を置く。 つくしの姿に気づいた中塚。 「あ・・・お前・・・。 わかった!あの道明寺っていうやつの嫌がらせか!?」 「は?」 「親切で言ってやったんだよ。 あんたみたいなビミョ-な女より、もっといい女紹介してやるって。」 つくしは、道明寺に追求した時のことを思い出す。 『中塚君殴った理由、説明して!』 『言いたくねえ。』 「浮気の一つも出来ねーなんて、気のちっちゃい男だよな、実際よ。 ま、あんたみたいなビミョーな女にはお似合いなんじゃねーの?」 「待ちなさいよ!」 「あ?」 「ビミョーな女で悪かったわね。」 ステップを踏みファイティングポーズを構えるつくし。 「道明寺は、あんたみたいなカスに、 理解出来る男じゃないんだよっ!!」 つくしのパンチ炸裂! リンゴを見つめ考える司。 新しく張り替えられたポスターを見つめ考える類。 司の携帯が鳴る。 美作の携帯が鳴る。司からだ。 「あきら。これから類に会ってくる。」 「え?」 「静のビルボードまで来いだとよ。 あのヤロウ、外された分際で俺を呼び出しやがって!」 「ちょっと司!落ち着けよ!」 「ぶっ殺してやる!!」 家に帰ったつくしは、しまいこんだ『俺様携帯』を引っ張り出し・・・。 「凝りねーな、お前も。何なんだよ。」 車の後部座席で西門が美作に言う。 「いや司が類に何するかわかんねーんだよ!」 「ほんっと忙しい日だな、全く!」 「あ!!」 目の前を司が歩いていた。 二人は車を折り、司のあとを付いていく。 類はビルボードの前にいた。 「よう、類。 どうだったんだ?牧野とのデートは。」 「うん!楽しかったよ。」微笑んで答える類。 「そうか・・・。 あんな庶民デートは、俺ほどのレベルになると耐えらんねーけどな。 そうか。・・・類は楽しかったか。 そりゃあ良かった。 実に良かった。 あんな女、ノリつけてお前に送ってやるよ。」 「ノシだろ!」と美作。 「磯辺焼きかい!」と西門。 「自分のものみたいに言わないでくれるかな。」 「あぁ!?」 「どっちかっていうと、俺のもんでしょ? さっきは参ったよ。 牧野、帰りたくないってゴネてさ。 キスしてやれば帰るかなーって思ったんだけど、 かえってあれこれ求めてきちゃって。」 「・・・あれこれ!?」動揺する司。 「おい類!」と西門。 「あいつってさ、普段は勇ましいのに、 ああいう時、途端に女の子らしくなっちゃうんだよね。」嬉しそうに言う類。 「類、やめろ!」美作が止める。 「ああいう時・・・。」 「あ、大丈夫だよ、司。何もしてないから。 だって、牧野だよ。笑っちゃって、出来ないよ。」 つくしを侮辱された司は、類を殴りつける。 「何すんだよ。」 類のパンチを何度か交わす司、だがその一発が司に入る。 「テメェ!」 「落ち着けよ!」美作が司を押さえつけようとする。 「ウルセー!俺は今はらわたが煮っころがってんだよ!」 「煮えくり返ってる、だろ!」美作が訂正しながら引き止める。 「いちいちウルセーんだよ、このおせっかい野郎!」 司のパンチが美作に飛ぶ。 「司、やめろ!」西門が止める。 「誰のせいでおせっかいになったと思ってるんだよ!」 美作が司を殴る。 「お前まで参加してどうすんだよ!」西門は美作に言うが、 「うるせー!テメーは一人で茶でも立ててろ!」美作、西門にもパンチ! 西門まで参加して、4人は新しいポスター、大きなリンゴの絵の前で 気が済むまで殴りあった。 ビルボードに飾られた4枚の静の絵が、4つのリンゴの絵に変わりました。 まるでF4のよう・・・。 『道明寺、ごめんね。 あたし、ちっともわかっていなかった。 何も知らずに勘違いして、道明寺を傷つけた。 単純だし、わがままだし、乱暴だけど、 私に真っ直ぐだった。 私を大事にしてくれてた。 今更遅いかもしれないけど、 でも、やっぱりこれだけは伝えておきたい。 ごめんなさい。 優しさに、気付くことが出来なくて、 ごめんなさい。』 「幼馴染だろうと、何だろうとな、 牧野を傷つける男は、生かしちゃおけねーんだよ!」 西門、美作はダウン。 司は類にそう言い、もう一発殴り、類はその場に倒れこむ。 類に馬乗りになり、掴みかかる司。 「最初から、そう言えよ・・・。」 「あぁ!?」 「嘘だよぉ、全部。」 「・・・」 「司のせいで、リンゴ食べられなくなったから、お返し。」 類が微笑んで言う。 「何だよ。」「マジかよ。」と呟く西門、美作。 「類・・・テメー!」 司が殴りかかるのを交わす類。そして類が笑い出す。 司もその場に大の字に根っこ路狩り、そして笑い出した。 西門も、美作も、笑い出した。 「牧野、司の話ばっかりしてたよ。」 類の言葉に、司は幸せそうな顔をした。 「良かったな、司。」「嬉しいんでしょ。」 三人が司をからかった。 携帯を見つめ、切ない表情のつくし。 夜も明け始めた頃、F4はリンゴを放りながら歩き出す。 「あきらのおせっかいも、10年に一度ぐらいは役に立つな!」と西門。 「うるせーよ!」 西門が放ったリンゴを、司が受け止める。 司はそのリンゴにかぶりつき、そしてそれを類に渡した。 西門、美作が見守る中、類は司からリンゴを受け取る。 そして、そっと小さくかじってみた。 「やりゃー出来んじゃん!」司が笑う。 「言っとくけど、牧野のこと。 何かあった時は遠慮しないからね!」 「上等じゃねーか!」 類が空高く、リンゴを放った。 非常階段で携帯を見つめるつくし。 「何してんの?」類が声をかける。 「べ、別に。 は・・・どうしたの?」 「ん?転んだ。」 「えぇ!?」まじまじと類の顔の怪我を見つめるつくし。 「昨日はありがとう!」 「あ!こっちこそ。楽しかったー! また今度デートしようね!日曜日。 あ、そんなに待てない。今日しちゃおっかー、今日!」 「牧野。」 「え?」 類の顔が近づいてくる。 つくしは思わず携帯を持った手で避けてしまう。 「イッテー。」 「あ・・・ごめんなさい。」 「こうでもしないと、白状しないんだから。」 「え!?」 「世話が焼けるよ。 あんたも、司も。」 そう言い、類は帰っていった。 家に戻りカバンを机の上に置くと、カバンの中から携帯から 『ダースベーダーのテーマ』が鳴る。 『俺様』からだ! 「おう。」司が言う。 「お・・・おぅ。」 「その携帯捨てたら、ぶっ殺してやろうと思ってた。」 「・・・あの、道明寺、ごめんね。 中塚君殴ったの、私のため・・・だったのに。」 「あ?何の話だ?知らねーよ。 道明寺タワーのヘリポート。今すぐ来い。 来ねーと半殺しだぞ。」 道明寺はそう言い携帯を切る。 「あ・・・何よ、一方的なんだから。」 そう呟きながらも、微笑むつくし。 つくしが出かけようと部屋の戸を開けると、千恵子が突っ立っていた。 「どうしたの!?」 「パパが・・・ パパがリストラされちゃったの・・・。」 父が震えて泣いている。 「係長に、なるはず・・・だったのに・・・。」進も号泣。 「なんでーーー!!」父も号泣した。 西田の報告を受ける楓・・・。 司は晴れやかな顔でつくしを待っていた。- 配套讲稿:
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